Investment(投資の心)
雨だね。さむいね。
今年に入って読んだ50冊の本。
その中で学んだのは3つ。「投資」「リスク」「貢献」の心だ。
今日は「投資」について。
僕が得たのは「金」と「知識」と「時間」に投資するという考え方だ。
投資と言えば真っ先に思い浮かべるのは株だろう。成長の見込まれる株を買ってリターンを見込む。
それに対し、知識への投資とは自分への投資である。
例えばTOEICの通信講座の1年間コースが10万円であったとしよう。あなたがこのコースを受講すればスコアが仮に500点から730点にアップするとする。そのことで会社の給与ランクが1段階上がり年収にして80万円アップすることが予想できるとしよう。
この場合。この通信講座を受けることは
10万円の投資でリターンは80万円。
さらに言えば(英語力という知識をキープできれば)年収ベースでの上昇なのでその後もリターンは続き80万円×勤続年数が受けられると考えられる。
これが「知識」への投資だ。
上記の状況で「なにもしない」でいることは投資をしなかったことによる80万×@の損失である。これは機会損失と呼ぶ。もちろん全ての機会を掴むことは不可能だが、何が機会となっているのか目を光らせる必要がある。
この10万と酒代の10万では会計先が全く別なのだ。前者は資産投資であり後者は純粋な出費だ。(酒を飲んだ相手との人脈によるリターンを考慮しなければ)
知識は裏切らない。しっかりとリターンに繋がることを意識して獲得した知識は株にくらべてずっと安定した投資になるだろう。
1日の中でこのような自分への投資を行っている時間を確保することに意識的である必要がある。
研究がリターンに繋がるのならそれでもいいし、本を読むのでも英語を勉強するのでもなんでも良い。重要なのはそれがどのような具体的リターンに繋がるかを意識することと、自己投資の時間を増やす意識だ。
このような自己投資の時間を生み出すために時間への投資を行う。限りある時間を上手く使う事は大きなリターンを生む。
突然できるスキマ時間や集中力の合間に将来的に必ずやる必要があるタスクを行うことで将来の時間を作る。
難しいことはない。例えば突然30分だけ時間が空いたがすることが無い時に、毎週必ずみるアニメがあるならその録画をその時間に見るだけで、その時間を殆ど何もせずに過ごす事になるよりは将来の時間を空けるというリターンを得られる。(もちろんその時間に本を読んで直接自己投資の時間にしても良い。)
このようなパラダイムの変換で僕は月に本代を3万近くかけることに躊躇が無くなった。読書が最も効果的で自分にあった投資法だと判断したからだ。遊んでばかりで本も読めずに自己投資の時間が少ない日にならないか意識的になった。
これらが最近学んで得た「投資」のこころだ。
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