カサブランカに出てきたんだけど

a lot of water under the brigeで
たくさんの時がながれました
転じて,いろいろなことがありました
といった意味になるんだって
しゃれてるね〜


人間っていうのは
外からの刺激とそれに対する反射的行動の間に
思考をはさむことのできる唯一の動物なんだってさ
例えば最低な出来事がおこっても
それをどうとらえ反応するかは本人に全ての決定権があるってわけ
そのことにアウシュビッツの収容所の中で気づいて
そのことを伝えなくてはいけないと思って
「夜と霧」を書いたんだって
説得力あるね


唯一の動物ってのはいいすぎかもしれないけどね
ねこだって自殺するんだしさ


まぁいいや
だってそんなこと知ったって気休めにしかならないんだから
彼がラッキーだったのはその事実に気付いたことじゃなくて
それを伝えなくちゃってことがわかったことだもん
そうは思わない?


ゆっくり歩けたくさん水を飲めって誰かが言ったよ
やっぱりそこに何かがある気がするんだ
勘はいいほうでね
井戸の底におりていってしばらく座っているようなことが
そういうことが必要な気がするんだ
必要な間だけさ
遅かれ早かれそういう期間がどこかでないと
深みってのが無くなった人間が出来上がってしまう気がするんだよね


でもいつだってどこまでが言い訳なのかわからなくなる


うん
そうなのかもしれない
僕は深みのある人間ってのが好きなのかもしれない
中でも特に2つの相反する深みを持つ人間が
ははは。
それってカラマーゾフ